ケース面接の対策
ケース面接で落ちる人の多くは、「正しい答えを出そうとしすぎて」落ちます。見られているのは結論ではなく、そこへ至る過程です。
何が評価されているか
1. 論点を切れるか。与えられた問いを、答えられる大きさの問いに分解できるか。ここが最初の関門です。
2. 前提を置けるか。情報が足りない状態で、「こう仮定します」と明示して先へ進めるか。黙って止まる人は評価されません。
3. 議論ができるか。面接官の指摘に対し、固執も迎合もせず、筋の通った修正ができるか。実際のクライアント対応そのものです。
4. 数字に対する感覚。桁を間違えない、概算を素早く出せる。精度より速さと妥当性です。
自分のケース面接の弱点を、経験者に見てもらう
ケースは独学だと「何が評価されなかったか」が分かりません。選考の中身を知っている人に見てもらうのが最短です。
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独学でできる準備の手順
手順1:フレームを暗記しない。3C・4Pを当てはめる進め方は、いまはむしろ減点されます。使うなら「なぜその切り口か」を説明できる場合だけです。
手順2:フェルミ推定を毎日1問、声に出して解く。紙の上で解けても、話しながらだと崩れます。口に出す練習が効きます。
手順3:身近な企業で「売上を伸ばすには」を10分で組み立てる。結論・理由・打ち手の3点を、時間を計って言い切る練習です。
手順4:人に聞いてもらい、詰めてもらう。ここが独学の限界で、いちばん差が出る部分です。
やりがちな失敗
網羅しようとする。MECEに並べただけで打ち手が出てこないパターン。切ったあとに「どれが効くか」まで踏み込むのが本番です。
指摘を全部受け入れる。面接官はわざと揺さぶります。根拠があるなら、根拠を示して立場を保ってください。
当日の進め方
①問いを復唱して確認する → ②前提を置いて宣言する → ③論点を2〜3に切る → ④数字で当たりをつける → ⑤打ち手を優先順位つきで出す。この型を守るだけで、崩れ方が大きく減ります。
そして最後に必ず「今日の結論」を一文で言い切ること。時間切れでも、言い切れば印象が残ります。
選考の実態を知っている相手に、練習相手になってもらう
ファームごとにケースの傾向は違います。受ける先が決まっている段階なら、そこに合わせた準備ができます。
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